そろそろ塗り替え時期なのは分かっているけど、はじめての外壁塗装となるとわからないことだらけで、なかなか重い腰があがらない・・・。
そんなあなたに、Q&A形式で、はじめての外壁塗装をする方にむけた知識や情報を盛り込みました。
役割を知る
どうして外壁塗装工事が必要なの?
壁塗装工事は、主に3つの役割を持っています。
美観性
外壁を綺麗に保つ。好きな色やデザインで塗装をする
機能性
外壁の外の塗装剤で、遮熱、断熱、防カビ、低汚染を機能させる
保護
外壁は、日々雨風や紫外線などにさらされています。塗装は、外部要因から家を保護する役割があります。
時期を知る
どれくらいで外壁塗装をすればいいの?
おおよそ前回の外壁塗装工事から約10年後くらいが目安です。また、下記のようなサインが現れてきたら、そろそろ外壁塗装の時期です。
- チョーキング
- ひび割れ(クラック)
- 色褪せ
- そり、剥がれ
業者選びについて
どんな業者に頼めばいいの?
外壁塗装を考え始めたら、まず、業者を探して、見積もり依頼をしなくてはいけません。しかし、急に業者を探すと言われても、どこに依頼したらいいのかわからないですよね。ネットで探しても、たくさんヒットし過ぎて選びきれないのもわかります。今では、外壁塗装比較サイトというものもたくさんありますが、そこに依頼をしてしまって良いものなのか・・・。ここでは、業者選びの一般的な意見を述べたいと思います。
ネットで調べて、価格の安い業者に依頼する
メリット
外壁塗装を格安でできる方法がないので、格安の業者に頼むメリットが見つかりません。
デメリット
安い金額で惹きつけて、最終的に市場価格か、もしくはそれ以上の見積もりを提示される。もしくは、価格の安い契約で依頼をした場合、塗料を薄めるなどして、質の悪い工事をされる可能性が高い。
ネットの比較サイトを利用する
メリット
比較サイトと契約している業者に、代行で見積もりを依頼してもらえるので、見積もり依頼をする手間が省ける。
デメリット
比較サイトに中間マージンが発生しますので、見積もり価格の中に、比較サイトへのマージンが含まれ、結果通常より高い見積もり金額になる。
実際に外壁塗装をした知り合いから口コミ情報をもらう、もしくは業者を紹介してもらう。(おすすめ)
メリット
実際に工事をしてもらった人からの口コミほど信用できるものはありません。ニッケンも口コミや紹介で依頼をいただくことが半分以上です。これが一番安心な方法です。また、近所で外壁塗装工事をしているお宅があったら、実際に足を運んで、工事の様子を見てみると良いでしょう。施工後の質を実際に確認できるチャンスです。
デメリット
まわりに外壁塗装をした人がいなくて、情報を得ることができない可能性がある。また、紹介の場合、万が一トラブルがあった時など気を遣ってしまう。
自分で良さそうな外壁塗装業者のホームページやチラシを見て、自分の目で見極める(おすすめ)
メリット
ご自分の勘が働くし、探している間に塗装の知識がつきます。知識があれば、いい加減な見積もりや、いい加減な説明をする悪質な業者は、見破ることができるでしょう。
デメリット
時間と手間がかかる。
結論、口コミや紹介が一番信用でき、安心な方法ですが、周りで口コミを聞けるルートがなければ、ご自分で外壁塗装業者を2、3社ピックアップして、実際に相見積もり(何件か見積もり依頼をして、金額の比較をすること)をとって、価格と内容で決めるのが良いでしょう。
塗料を知る
どんな塗料を選んだらいいの?
塗料を選ぶ際は、ご自分のお家の構造を理解する必要があります。
屋根の塗装について
屋根は一緒に塗装をしたほうがいいの?
普段あまり目につくことのない場所ほど、知らず知らずのうちに痛みが進んでいるもの。屋根の上はまさにそういう場所です。屋根は、太陽の強い日差しや雨風にさらされて、かなり過酷な状況にさらされています。
しかし屋根は自分で登って確認することは難しいと思います。まず、少し離れたところから、見える部分だけでいいので、屋根の状態を実際にチェックしてみるといいでしょう。また、痛みが進んでいそうだと判断したら、業者にチェックしてもらうことをおすすめします。
外壁の色を知る
どんな色がいいのか迷ってしまいそう
以前の外壁の色と同じような色、もしくは同系色にする
以前と系統が同じ色であれば、まず失敗することはありません。
以前の外壁の色と全く違う色や、デザイン塗装にチャレンジしてみたい
事前に、カタログや雑誌などでいいなと思う切り抜きなどを集めておきましょう。また、近所で好みの外観のお家があったら、スマートフォンで写真を撮っておくなどして、下準備をしておくと、色決めの時に、迷うことなくスムーズに決めることができます。